簡単でおいしい昭和男の筑前煮。

そろそろ年末も近づいてきました。年末の寒い季節と言えば筑前煮が美味しいですね!折角ですのでダシ調味料ではなく、簡単にダシを取って、一足早く筑前煮を作ってみましょう!


出汁はだしパックで十分です。乾燥シイタケの戻し汁を足せば最高のだし汁となります。美味しい筑前煮ですが、手間は食材を切ること位でしょうか。どちらかと言うと簡単に作れて、作り置きOKなので一人暮らしの方にもおすすめ。美味しい筑前煮の作り方をご紹介します。

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材料(2人~3人分)


・鶏肉 1/2枚 胸肉でもモモ肉でもOK!

・レンコン 150g位 乱切りでOK。

・ゴボウ 1本~2本 100g~200g程度を乱切り

・ニンジン 1本 乱切り

・コンニャク 1枚 5mm程度の厚さに切ってねじりコンニャクにします。

・乾燥シイタケ 5枚

<煮汁>

・しょうゆ 60cc だし汁+シイタケ戻し汁の10%

・料理酒 60cc だし汁+シイタケ戻し汁の10%

・みりん 60cc だし汁+シイタケ戻し汁の10%

・だし汁 300cc

・乾燥シイタケ戻し汁 300cc


簡単な作り方


1. 乾燥シイタケを熱湯で戻します。戻し汁は後で300cc程度使うので捨てないでください。同時に鶏肉とコンニャク以外の材料を乱切りして準備します。ゴボウは水に浸けて灰汁抜き、レンコンは酢水(適当な濃度で大丈夫)に浸けておきます。

写真以外に鶏肉も一口大に切ります。
ゴボウは真水、レンコンは酢水にそれぞれ浸けます。

2. コンニャクは5mm厚に切って、ねじりコンニャクにします。ねじりコンニャクは真ん中に縦に切れ目を入れて、端を通せば簡単に作れます。ねじりコンニャクとニンジンを下茹でを同時にします。沸騰したお湯で3分から5分程度茹でたらコンニャクだけを取り出して、水で良く洗い水を切ります。5分から10分でニンジンの下茹でも終了です。取り出しておきます。

ニンジンの下茹でとコンニャクを茹でるのを同時にします。
コンニャクだけを取り出して、水で良く洗います。その後は水をよく切ります。

3. だし汁と乾燥シイタケの戻し汁を合わせて適量にします。足りない場合は水を足してください。総量に対して1割のしょうゆと料理酒とみりんを入れて煮汁を完成します。今回は600ccなので、しょうゆ、料理酒、みりんをそれぞれ60cc入れます。コンニャクと鶏肉以外をいれて、火にかけます。

鶏肉とコンニャク以外を入れてしまいます。

4. 3が沸騰したら、コンニャクと鶏肉を入れます。

ぐっと温度が下がるので、再び沸騰してくるのを待ちます。

5. 沸騰してきたので、クッキングペーパーで落し蓋をします。火はわずかに気泡が出る程度に弱火にして、50分~1時間程度煮込みます。弱火にしてい薫りが部屋中に充満してきます。

コトコト煮えて味が浸みこむのを待ちましょう!

6. 煮込み時間終了!キッチンペーパーの落し蓋を取って、器に盛り付けたら完成です。

軽くかき混ぜます。
シイタケが効いていて最高ですよ!

一言でいえば、材料を切って煮込むだけなのですが、煮込む前の下茹でなどの準備をすることで美味しさが増します。前回の「煮物が美味しい季節!簡単おいしい豚大根。」でも書きましたが、しょうゆと酒とみりんで色々な味になるのは、日本食が素材の味を大事にしているからなのでしょうか。同じ調味料でも色々な味が味わえる日本食ってすごいですね。さすが世界遺産!

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